感覚を大事にするレッスン

皆さんこんにちは!NagaoPianoSchoolの長尾です!

楽譜には作曲者によって色々な指示が書かれていますよね?特にロマン派以降の曲になると細かく書いてあることが多々あります。そこで今回は自分が思う楽譜の指示の意味をお話していきたいとおもいます!

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いきなりですが皆さんは大きいときいてどの様なイメージをしますか?
身長が大きいだったり、音が大きかったり、部屋が大きかったりと人によって様々なイメージを膨らますのではないかと思います!それではこの感覚を音楽に照らし合わせていきたいと思います。

楽譜の意味を深く理解する

よく小学校などの国語のテストなどで作者の意図を述べよという問題がありましたよね?曲を理解する上でもその過程が必要となります。例えば作曲者が広がるように弾いてほしいという意味で「クレッシェンド」を書いたとします。しかしクレッシェンドをだんだん大きくという意味だけで捉えては作曲者の意図とは外れてしまいますよね?「クレッシェンド」からどの様なイメージを想像するのか、それはその曲の作られた時代背景やその曲の持つ性格を理解しなければ想像ができません。そしてその答えは誰も持っていません。ある程度現代に近付けば作曲者が自作自演している録音なども残っていますが限らてたものしかありません。その答えを見つけるのは自分自身であり、感覚で理解できることが重要となってきます。

レッスンでの感覚の具現化

小さなお子さんは大人より感覚が非常に優れていると感じます。
その感覚をより明確にするために当教室ではレッスンの中で取り入れていることがあります。

  • 先生の弾くリズム、メロディーを聞いて素直な感想を述べる。
  • 自分なりに楽器で表現してみる

です。言葉で伝えるのは簡単ですがそれでは感覚は育たないと思っています。そして感覚というのは人によって多少のズレはあると思うのでその子の思う感覚というのを大事にしています。また自分で演奏してみることによって自分の感情がより表現できるようになり演奏に説得力をもたせることができます。

音楽とは関係ないように思える内容ですが、これは非常に音楽と関係してきます。家族とのコミュニケーションが上手くとれていない子供の場合、他の大人とのコミュニケーションも上手くとれないということがおきてきます。また自分の感情に蓋をしてしまうことが多々あります。これは音楽をする上でネックな部分となってしまうためご家族とのコミュニケーションそしてご家族との感情表現も非常に重要なポイントとなります。

今回は感覚についてお話してみました!子供の感覚というのは本当に優れているものでその表現があったかと思うことが多々あります。大人になると忘れてしまう感覚が多いですが、大人の皆さんも1度感覚というものにフォーカスを当ててみてはいかがでしょうか?

当教室では、小さなお子さんから大人の方まで、身体に優しく効率的なピアノ奏法を指導しています。

小さな体でも豊かで響きのある音が出せるようになり、これまで技術的な限界を感じていた方も、更なるレベルアップが目指せる方法です!

体験レッスンは随時受付中ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております!

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