凡人は天才には叶わない。それでも音楽を学び続ける理由

皆さんこんにちは!Nagao Piano Schoolの長尾です!

今回は刺激的なタイトルですが音楽を学ぶ上でとても大切なことです!

ちなみに自分は「凡人」です!

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私は高校・大学を通じて東京音楽大学で学び、多くの優れた演奏家たちを目にしてきました。その中でも特に別格だと感じたのが、現在日本の若手アーティストの中で最も活躍し、私が心から応援しているピアニスト、

藤田真央です。

真央は私が高校3年生のとき、彼は1年生として入学しましたが、その時からすでに将来を期待される才能あふれる演奏家でした。

彼がチャイコフスキー国際コンクールで2位を受賞した際、私は深く感動すると同時に、「国際コンクールで評価される人とは、彼のような天才なのか」と、音楽家としての厳しい現実を痛感しました。

ここで彼の天才的なエピソードを少し紹介します。

真央の譜読みの速さは驚異的です。学校で公開レッスンが行われる際、前日に出演を依頼されても、初めてのベートーヴェンの後期ソナタを完璧に譜読みし、演奏してしまいます。公開レッスンなので楽譜は置いてありましたがほとんどみてませんでした。それだけでなく、譜読みの段階で音楽的な完成度まで高めることができるのです。また、藤田さんが「弾けない」と言った曲を、私は一度も聞いたことがありません。ふざけて「弾けないよ~」と冗談を言ったことはあっても、最終的には完璧に仕上げてしまいます。

普通の人なら一週間で最後まで譜読み出来たとしても暗譜は無理だと思います。

さらに、同じく著名なピアニストの反田恭平さんも、ストラヴィンスキーの《ペトルーシュカ》を1週間で譜読みする。日本音楽コンクールの本選曲を1か月で仕上げたと言われています。また、大野先生のもとで一緒に勉強している樋口一郎も、日本音楽コンクールで1位を取ったとき、その曲を1か月で仕上げたと話していました。このように、天才的な才能に加え、努力を惜しまない姿勢を持つ彼らには、正直なところ、凡人は同じ土俵に立つことすら難しいと感じることがあります。

ここで私が伝えたいのは、「コンクールで賞を取ることを目標にしないでほしい」ということです。特に、幼少期にコンクールで受賞すると、親御さんも期待し、さらなる挑戦を望むことがあるでしょう。もちろん、コンクールはモチベーションを維持する手段の一つですし、評価されることは大変嬉しいものです。しかし、それだけが音楽の本質ではありません。

本来、音楽は心から楽しむことが最も大切だと私は考えます。

現在、SNSが発達し、誰もが演奏動画を投稿できるようになったことで、他人と自分を比較しやすい時代になりました。その結果、優劣を感じたり、自己評価に苦しむこともあるでしょう。しかし、そんな感情に振り回される必要はありません。自分が目指す音楽、自分が心から演奏したい曲に向き合い、少しずつでも完成に近づける。そのプロセスの中に、喜びを見いだしてほしいのです。

自分らしい音楽を奏で、その喜びをぜひ実感してください!

当教室では、小さなお子さんから大人の方まで、身体に優しく効率的なピアノ奏法を指導しています。

小さな体でも豊かで響きのある音が出せるようになり、これまで技術的な限界を感じていた方も、更なるレベルアップが目指せる方法です!

体験レッスンは随時受付中ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております!

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