皆さんこんにちは!
Nagao Piano Schoolの長尾です!
今日は少し趣向を変えて、私自身が日々感じていることを書いてみようと思います。
上手くなるとは何か?

「ピアノが上手くなる」とは、皆さんにとってどんな意味を持っていますか?
- コンクールで入賞すること?
- 難しい曲を弾けるようになること?
人それぞれに目標や考え方があると思います。どれも素晴らしい目標であり、それぞれの努力は尊重されるべきです。
私自身にとっての「上手くなる」とは
私が考える「上手くなる」の定義は、
「自分がしたい表現を、自由自在にできるようになること」
です。
もちろん、コンクールに入賞することや、難しい曲を弾けるようになることも価値があります。ですが、皆さんが好きな演奏家を思い浮かべてみてください。その演奏家たちはどのような演奏をしているでしょうか?
私が特に好きな演奏家として、タチアナ・ニコラーエワやマルタ・アルゲリッチ、サンソン・フランソワといった名前が挙げられます。
彼らの演奏スタイルは、現在の多くのコンクールで評価されるものとは少し違うかもしれません。彼らの表現は型にはまらず、ときに大胆で、圧倒的な個性を持っています。それこそが、私が目指したい「上手さ」の方向性です。
コンクールや難曲が持つ意義
コンクールには、ある種の「平均的な演奏」が求められることが多いです。可もなく不可もなく、バランスの取れた演奏が評価される傾向があります。
また、難しい曲はそれ自体が持つ構造や響きの美しさによって、ある程度「形になる」演奏が可能です。表現力が未熟でも、楽曲自体の力で魅力的に聞こえることもあります。
私が目指す「上手さ」
私が理想とするのは、たとえばバッハのようなシンプルな楽曲で、どれだけ自分自身の表現を引き出せるかということです。技巧に頼らず、演奏者の心が直に伝わるような演奏。聴いた人の記憶に残り、心を動かす演奏。
これが、私が追い求める「上手さ」の形です。
皆さんにとっての「上手くなりたい」は?
皆さんにとっての「上手くなる」とは何でしょうか?ぜひ一度、自分自身に問いかけてみてください。そして、どの方向に進むべきかを考えるきっかけにしていただけたら嬉しいです。
Nagao Piano Schoolでは、皆さんの目標に合わせたレッスンを心がけています。一緒に自分だけの「上手さ」を見つけてみませんか?
当教室では、小さなお子さんから大人の方まで、身体に優しく効率的なピアノ奏法を指導しています。
小さな体でも豊かで響きのある音が出せるようになり、これまで技術的な限界を感じていた方も、更なるレベルアップが目指せる方法です!
体験レッスンは随時受付中ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております!