先生に答えを聞く前に。自分で「弾けない原因」を見つける方法

皆さんこんにちは!

宇都宮・東京・オンラインで、関節を固めずに響きのある音を生み出すためのピアノの弾き方を、身体の使い方から指導している長尾大志です!

「先生に聞けばアドバイスはもらえる。でも次の曲でまた同じことが起きる」

大人になってからピアノを再開した方、独学で弾いてきた方から、こういう声をよく聞きます。今の曲は先生のアドバイスで克服できても、次の曲でまた似たような壁にぶつかる。そのたびに、ゼロから同じことを聞き直す。それが続くと、「自分は何も分かっていないのではないか」という不安につながっていきます。

「また同じところで止まっている」

その繰り返しに、心当たりはありませんか??

目次

問題の本質

これは、練習量や才能の問題ではありません!「弾けない原因を、自分で見つける方法を知らない」という、ただそれだけのことです!

先生からのアドバイスは、その曲・その箇所に対する「答え」です。答えをもらうことに慣れると、次の曲でも答えを探しにいきます。答えを渡された経験がいくら増えても、「原因を見つける力」は別に育ちません。答えを覚えることと、原因を自分で探せるようになることは、まったく別のスキルです。

実際にレッスンをしていても、「毎回答えをもらうのではなく、自分で原因が分かるようになりたい」とはっきりおっしゃる生徒さんがいます。曲が変わるたびに一からやり直しになるつらさを、ご本人が一番よく分かっているからだと思います。

原因は3つに分けられます

原因①:弾けない箇所を「まとめて」見てしまう

多くの人は、弾けないフレーズ全体を「弾けない」と一括りにしてしまいます。

例えば、何回やっても弾けない箇所がある。その原因を紐解いていくと、いつも特定のフレーズの中の1〜2音、あるいは1本の指の動きが原因で弾けない。という事がほとんどです。

じゃあそれを解決するために、前後からの繋がりは問題ないのか?なぜその指で躓くのか?と弾けない原因を細かくみる事が可能です。

範囲が広いままだと、原因は絞り込めません。

この部分がどうしても弾けない。ここで止まってしまっては、その時解決したとしても次の曲になった時に似たような問題に直面します。この細かくみれるかどうか?ここも練習の大事なポイントになってきます。

原因②:指の中の”センサー”に意識が向いていない

指の中には、鍵盤の感触をキャッチするセンサーがあります。筋紡錘(筋紡錘)という名前で、鍵盤の抵抗をどれくらいの感度で感じ取るかというと、前腕の筋肉のおよそ10倍というデータがあります。この感覚に意識を向ける習慣がないと、「なんとなく弾けない」で止まってしまい、原因が指なのか手首なのか腕なのか、切り分けられません。

原因③:「速く弾けるかどうか」でしか確認していない

ゆっくり弾けば弾けるけれど、速くすると崩れる。これも大人の生徒さんによくある悩みです。

ゆっくり練習だけを繰り返していても、実は速く弾いたときにしか出ない原因があります。あえて崩れる速さまで上げてみて初めて、指が原因か手首が原因かはたまた肘なのか?見えてくることがあります。

ゆっくり練習は土台づくりには必要ですが、それだけでは見えない原因もあるということなんです!

解決の方向性

原因を自分で見つける力は、「範囲を狭める」という一つの技術で育ちます。曲全体、フレーズ全体という単位ではなく、1〜2音、あるいは1つの動きの単位まで分解する。それだけで、次に似た壁にぶつかったときの向き合い方が変わってきます!

私自身、最初は先生に言われたことをそのまま真似するだけの練習時期もありました。そこれ言われたのは「自分で原因を見つける習慣もつくること」この一言です。

結局先生はアドバイスは出来るけど、本当の意味で直していくためには「原因を自分の身体の感覚で確認できるようになる」この意識が必要となります。今でも新しい曲に取り組むたびに、この「範囲を狭めて確認する」作業を最初にやり、それでも解決しない部分はレッスンで先生にアドバイスをもらうという事を行っています!

今日の1アクション

今、うまく弾けないフレーズを1つ選んでください。そのフレーズを1〜2音単位に区切って、「どの指が固まっているか」「どの動きで詰まっているか」だけを確認してみてください。答えを出す必要はありません。まずは範囲を狭めることだけをやってみてください。うまくいかなくても、範囲を絞る作業そのものが次への手がかりになります。

まとめ

弾けない原因は、フレーズ全体ではなく、多くの場合ごく小さな範囲に隠れています。範囲を狭めて見る習慣がつくと、毎回先生に同じことを聞き直さなくても、自分で手がかりを見つけられるようになっていきます。

ただし、見つけた原因が本当に合っているかどうかを判断するには、やはり外からの目が必要な場面もあります。自分では気づけない癖ほど、自分では見抜きにくいものだからです。

参考にしてみてください!

自分が指導する弾き方は小さなお子さんから大人の方まで、身体に優しく効率的なピアノ奏法を指導しています。

小さな体でも豊かで響きのある音が出せるようになり、これまで技術的な限界を感じていた方も、更なるレベルアップが目指せる方法です!

ぜひお気軽にお問い合わせください。お待ちしております!

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