「練習する時間がない」それ、本当に問題ですか?
皆さんこんにちは!
東京、宇都宮、オンラインで身体の使い方を見直しながら、自分の理想の音、演奏を目指すレッスンをしている長尾大志です!
「毎日仕事で疲れて、ピアノを弾く時間が全然取れない」
「子どもの面倒があって練習時間がとれない.」
「週末にまとめて練習しようと思っても、なんとなく気が乗らなくて……」
30代や親になってからピアノを始めた方、あるいは再開した方の多くが、こんな悩みを抱えています。私自身も、社会人になってからピアノと向き合い続けてきた中で、何度もこの壁にぶつかりました。
でも、長年ピアノを教えてきて気づいたことがあります。
上達を決めるのは「練習時間の長さ」より「練習の質」なんです。
今回は、忙しい方が短時間で確実に上達できる、具体的な5つのコツをお伝えします。
コツ①:1回5分でも「毎日触れること」を最優先にする
「どうせ弾くなら30分は練習しないと意味がない」と思っていませんか?
実はこれ、上達を妨げる思い込みのひとつです。
指の筋肉と記憶は、長時間の練習よりも毎日の短時間練習によって定着します。たとえ5分でも、毎日鍵盤に触れることで、指が覚えた感覚を保ち続けることができます。
実践方法:
- 「帰宅したらまず椅子に座る」など、習慣に紐づける
- 弾く曲を1フレーズだけに絞って、それだけをくり返す
- 「今日はこの8小節だけ」と決めて始める
週に1回2時間練習するより、毎日5分の方が断然上達します。
コツ②:「ゆっくり弾く」は最強の練習法
速く弾けるようになりたいからこそ、速く弾いて練習する。
これが多くの方がハマる罠です。
私がレッスンで必ず伝えることのひとつが「ゆっくり弾ける速度の半分で練習する」です。
ここで以外と多いのが、ゆっくり弾いているはずなのに
「テンポが段々上がってしまう。」「機械的な演奏になってしまう」
要は自分の指を制御出来ていなかったり、鍵盤への感覚などが疎かになっている。という事なんです!
ゆっくり弾くことで:
- 指の独立した動きを意識できる
- 音のつながりや強弱を耳で確認できる
- 間違えた箇所をリアルタイムで修正できる
焦りを感じながら速く弾いても、脳と指に「間違ったパターン」が定着するだけ。丁寧にゆっくり弾く練習が、実は最も速く上達への近道なんです。
コツ③:「聴く」練習を侮らない
電車の中、仕事の休憩中、寝る前
ピアノを弾いていない時間も練習になります。
弾きたい曲を繰り返し聴くことで、音楽の流れやフレーズの呼吸感が体に染み込んでいきます。
私の生徒さんで、通勤中にショパンのノクターンを毎日聴き続けた方がいました。レッスンで実際に弾いてみると、聴いていない頃と比べて表現力が格段に違う。「どこで息を吸って、どこで解放するか」が体感として分かるようになっていたんです。
おすすめの聴き方:
- 一流演奏家の音源を繰り返し聴く
- フレーズの始まりと終わりを意識しながら聴く
- 「自分が弾くとしたら」とイメージしながら聴く
- 可能であれば楽譜を見ながら
コツ④:難しい箇所を「切り取って」練習する
1曲を最初から最後まで通して弾く。
これだけでは、なかなか上達しません。
上達が速い人がやっていることは、苦手な箇所だけを取り出して、そこだけを集中的に練習することです。
たとえば4小節だけ、あるいは2拍分の動きだけ。それを10回、20回とくり返す。これが「課題を克服する」練習です。ただし、やみくもにその部分だけを練習すればいいわけではありません!
何が原因で、その原因を解決するにはどうすればいいのか?ここを考えないで回数を重ねる練習は無意味ですからね!
全体を通す練習は、その後でいい。まず「できない箇所」を潰してから全体を弾くと、驚くほどスムーズに弾けるようになります。
コツ⑤:「どんな音を出したいか」をイメージしてから弾く
これは、上級者と初心者を分ける最大のポイントかもしれません。
弾く前に、「どんな音色で、どんな気持ちで、この音楽を届けたいか」を一瞬でいいので考える習慣をつけてみてください。
ただ指を動かすのと、明確なイメージを持って弾くのとでは、出てくる音がまったく違います。
この「どんな音にしたいか?」「どんな表現がいいか?」この部分はレッスンで教えることは不可能です。なぜならその人その人に心の中から出てくるものだから。
例えば映画やドラマなどでも、ある人は感想するしある人は感動しない。そんな事よくありますよね?そしてその感情を第3者が操作することは不可能。それと同じです!
「この曲は誰かへの手紙のような音で弾きたい」「ここは夜の静けさを表現したい」
そんなイメージが、自然と指のタッチや強弱に反映されていきます。
まとめ:時間がなくても、上達は止まらない
忙しい大人でも、ピアノは上達できます。必要なのは長い練習時間ではなく、短時間で質の高い練習をする仕組みです。
まずは今日から、1つだけ試してみてください。
「帰ったらまずピアノの前に座る」それだけでいい。
続けることが、必ず音楽につながっていきます。
自分が指導する弾き方は小さなお子さんから大人の方まで、身体に優しく効率的なピアノ奏法を指導しています。
小さな体でも豊かで響きのある音が出せるようになり、これまで技術的な限界を感じていた方も、更なるレベルアップが目指せる方法です!
ぜひお気軽にお問い合わせください。お待ちしております!
