ゆっくり練習しているのに速く弾けない!?本当にゆっくりの練習を解説

皆さんこんにちは!長尾大志です!

宇都宮を拠点に、身体にとって合理的な弾き方を指導しているピアノ講師です。

突然ですが、こんな経験はありませんか?

ゆっくりなら弾けるのに、テンポを上げた途端にぐちゃぐちゃになる。

「先生にゆっくり練習してと言われるけど、ゆっくりは弾けるんです。速くなると急にダメになってしまって…」

自分のレッスンでも、この悩みをとてもよく聞きます。

で、正直に言うと

9割の場合は「ゆっくり練習のやり方がずれている」ことが原因だと思っています。


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「ゆっくり弾く」と「丁寧に弾く」は、実は別のことだった

自分自身も長い期間、ゆっくり練習を「ただテンポを落とすこと」だと思っていました。

あるとき先生に言われました。

「それ、速い時にもその動きするの?」

その時

「絶対にしない…」

ここに気づきました。

実はゆっくり弾いているときの自分と、速く弾いているときの自分の身体の使い方が、まったく違っていたんです。

ゆっくりのときは丁寧に動ける。でも速くなると身体が崩れる。

そう。ただのゆっくり練習は意味がありません。

そして正しいゆっくり練習もあります。

しかし、その前に少し大事な話

実は「ゆっくり練習」が悪い癖を刷り込んでいた

ここが一番大事なところかもしれないので、少し丁寧に書きます。

遅いテンポで弾いているとき、無意識に「遅いから大丈夫」という油断が生まれます。

指が次の鍵盤に向かう軌道が雑になったり、フレーズのつなぎ目で手が微妙にずれたり。

そしてそれが身体に刻み込まれていく。

テンポを上げたとき、その「雑な動き」がそのまま表面化します。

つまり、ゆっくり練習が「悪いパターンをゆっくり丁寧に練習する時間」になっていることがある。

自分はそんな事してない!と思いますよね!?これほとんどの人がやっています。

自分が効果を感じた練習方法

じゃあどうするのか、という話をします。

自分が先生に言われ変化を感じたのは「音を出さずに動きの確認」です。

鍵盤を押さずに、ただ指の軌道だけを確認する。

跳躍のときに無駄に手を上げていないか。どこかで動きが止まっていないか。次の音への最短の動きができているか。

これをやると気づきます。

「無駄な動きが多すぎた」って。

なんか弾けない、なんかつっかかる。

そういうときは、だいたい動きが止まっていたり、無駄な動きが多かったりします。少なくとも自分はそうでした。

そしてもう一つ大事なのが「ゆっくりで確認した動きが、速くしても同じようにできるか」の確認です。

合わない部分があれば、テンポを上げてはいけません。またゆっくりに戻る。

ゆっくりして、速くして、またゆっくりに戻る。正直、遠回りに感じるときもあります。

でもたぶん、これが一番の近道なんだと思っています。

急がば回れ、は本当だった

「急がば回れ」という言葉がありますが、ピアノの練習においても全く同じだなと感じています。

速く弾けるようになりたい気持ちはよくわかります。自分もそうでした。

でも5年間、試行錯誤を繰り返す中で気づいたことがあって。

ゆっくり練習の「質」こそが、演奏の質そのものだということ。

速さは焦りからは生まれないのかもしれない。

丁寧さの積み重ねの先にある、という感じがしています。

自分が指導する弾き方は小さなお子さんから大人の方まで、身体に優しく効率的なピアノ奏法を指導しています。

小さな体でも豊かで響きのある音が出せるようになり、これまで技術的な限界を感じていた方も、更なるレベルアップが目指せる方法です!

ぜひお気軽にお問い合わせください。お待ちしております!

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