こんにちは!Nagao Piano Schoolの長尾です!
皆さんは跳躍でこんな悩みはありませんか?
- 上手く音がはまらない
- だんだん手が固まってきてしまう
実はこれらの問題は
小指球
を意識することで解決することができます!より詳しく解説していきます
小指球を使うと腕が力まない
そもそもなぜ手が固まってきてしまうかというと腕が力んでくるからです。
特に指先で弾こうとする意識が強いと力みやすくなってしまいます。
小指球の場所は
小指の少し下のほうにあります。ここを使おうと意識すると腕全体を使う意識が生まれるので力づらい弾き方が出来ます。
大げさにやるとこんな感じ
実際に試してみると、指先で弾くときと小指球を意識するときでは、腕の使い方が変わるのが感じられるはずです。
指先だけで弾こうとすると、その瞬間は弾けても、速いテンポで連続して弾くと腕が固まりやすくなります。小指球を意識することで、腕全体がリラックスし、動きやすくなります。
跳躍は半円を描くように
力まずに跳躍するための一つの方法として、「半円を描く」ように移動することが大切です。
実際のテンポでは半円を描くことは出来ませんが、練習の段階で意識することで効率の良い跳躍の練習をすることができます。練習の際は以下の2点を意識してください!
- ゆっくりと半円を描くように腕を動かす練習をする
- テンポが速くなっても、その半円の動きを意識しつつ圧縮して移動する
このときも、指先でなく小指球を意識することで、力みなく跳躍できる感覚をつかみやすくなります!
跳躍のグループ分け
小指球を意識して跳躍ができるようになったら、次は「跳躍のグループ分け」に挑戦しましょう。
これは跳躍以外にも使える便利なテクニックです。
以下の小節を見てください。例として2つのグループ分けをしてみました。
画像1
画像2
それぞれの違いは、跳躍のスタート地点を表(画像1)とするか裏(画像2)とするかの違いです。
これは個人の感覚で異なりますが、個人的には裏から表のグループ分けの方が跳躍が弾きやすく感じます。
少しの意識の変化で、弾きにくさが驚くほど改善することがあります。
またこのグループ分けは他のオクターブだったり、速いパッセージの際も利用できます!
まとめ
今回は小指球を使った跳躍のコツについて紹介しました!
跳躍が多い曲、特に「ラ・カンパネラ」を練習する際はとても約に立ちます!
ピアノを上手に弾くために大事なのは力まないこれにつきます。
この力まないを学び自分で実感していくことで、弾ける曲や今まで弾かないと思っていた曲も弾けるようになりさらにピアノを弾くのが楽しく感じることでしょう!
より具体的に知りたい方は教室での体験レッスンでお話させていただきますのでお気軽にお問い合わせください!
当教室では、小さなお子さんから大人の方まで、身体に優しく効率的なピアノ奏法を指導しています。
小さな体でも豊かで響きのある音が出せるようになり、これまで技術的な限界を感じていた方も、更なるレベルアップが目指せる方法です!
体験レッスンは随時受付中ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております!