こんにちは!Nagao Piano Schoolの長尾です。
ピアノを演奏する際、ペダルを踏むとどうなるか、皆さんご存知ですか?
正解は…
音が伸びる!
これはピアノを習ったことがない人でもよく知っていることかもしれませんね。でも、ペダルの役割はただ「音を伸ばす」だけだと思っていませんか?もしそうなら、本来のペダルの使い方ができていないかもしれません。今回は、ピアノペダルの正しい使い方について見直してみましょう。
ペダルはあくまでも補助
まず、ペダルはあくまでも補助であることを忘れてはいけません。ペダルを踏むと、音が美しく響いたり、速いパッセージがうまく弾けているように感じることがあります。しかし、ペダルを離した時に、和音の連続や速いパッセージがぎこちない演奏になってしまうことはありませんか?
ペダルを使ってごまかした演奏では、真の成長にはつながりません。 ペダルは補助的な要素であることを頭に入れ、基本的なテクニックをしっかり練習することが大切です。
ペダルは深く踏み込みすぎない
初心者だけでなく、経験者でも陥りやすいミスが、ペダルを下まで踏み込んでしまうことです。実は、演奏中にペダルを下まで踏むことはほとんどありません。ペダルを深く踏み込みすぎると、音が過剰に伸びてしまい、演奏全体がぼやけた印象になってしまいます。
ペダルの効き始めるポイントを見極めることが重要です。家のピアノで、どの程度踏み込むとペダルが効き始めるのかを試してみてください。ペダルが効き始めた瞬間が、基本的なペダルの踏み込み深さの目安になります。
まとめ
いかがでしたか?今回は、ピアノペダルの間違った使い方と、その改善方法について解説しました。ペダルを適切に使うことで、演奏の質が大きく向上します。しかし、ペダルに頼りすぎると、演奏が本来の目的を見失いがちになることもあります。特に、アップライトピアノやグランドピアノを使って演奏すると、ペダルの効果がより明確に感じられます。
もし電子ピアノを使っている方は、ぜひ先生の家や楽器店でアップライトピアノやグランドピアノを試してみてください。正しいペダルの使い方を習得し、ピアノ演奏の幅を広げていきましょう!
当教室では、小さなお子さんから大人の方まで、身体に優しく効率的なピアノ奏法を指導しています。
小さな体でも豊かで響きのある音が出せるようになり、これまで技術的な限界を感じていた方も、更なるレベルアップが目指せる方法です!
体験レッスンは随時受付中ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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