皆さんこんにちは!
宇都宮でロシア奏法を教えております。長尾です!
本日は指の使い方に自分の考えを2点説明したいと思います!
[st_toc]普段ピアノを弾く際、指への意識はどのくらいありますか? 実は理想としては指への意識はない状態が理想となります
目次
指の上げ下げ
指の独立は不可能?
よくピアノを弾くには指の独立が必要、という話を耳にしませんか? 実際自分のこの奏法に出会うまでは独立に対しての意識は強く持っていました。しかし冷静に考えてみると4の指が2の指の様に上がると思いますか? 5の指が親指みたいに強い指になりますか? 実際腱間結合の影響で中指、薬指、小指が完全に独立した動きはできません。
古屋晋一さんによる指に関する情報がこちらに載っていますので掲載させていただきます。
ある程度の独立はできる様になるかもしれませんが限界があるということを頭に入れとくと良いかもしれません!
親指の支点
手に支点を作る意識はしたことはありますか? 実は親指に支点を作ると指の運びが一段とやりやすくなります。鍵盤が近くにある方にはやってみていただきたいのですが親指から運ぶ意識を持ってスケールを弾くのと、意識を持たないでスケールを弾くのだと弾きやすさが違うことが理解できるかと思います。スポーツでもそうですがどこに支点を作るかでやりやすさが一段と変わることが多々あります。勿論やりやすくなったからとい言って急激に演奏が上達するわけではありませんが支点を理解しているのとしていないのでは練習の効率も違いますので是非試してもてください!
今回は指の使い方で大事な事を2点お伝えさせていただきました! ピアノを弾く上で指の悩みというのは一生付きまとうものですがより良い音を出すために一緒に頑張っていきましょう!